お菓子を作ると心が落ち着く

先月の中頃、比較的はやく帰った日に、思いつきでお菓子づくりをしました。

実はその頃、ネガティブモードに入ってしまい、少し気分が晴れない日が続いていました。

けれど、お菓子を作ろうかなあなんて考え始めてからなんだかわくわくしてきて、レモンのパウンドケーキを作ろう!と決めると軽い足取りでスーパーにレモンを買いに行きました。

上手にできたらプレゼントしようかな、喜んでくれるかな、なんて考えながら作ると不思議と気持ちが踊ります。気持ちが踊りすぎて、焼いてる間にカレーを作ってたくさん食べすぎて後悔したりなんかしましたが、そのくらい焼き上がりを待つ時間はそわそわして楽しいものです。

そうして1時間弱そわそわして出来上がったレモンのパウンドケーキ、こちらです。

f:id:sawa_main:20170626221244j:image

…大失敗。

実は作った晩は、上が割れなくて焦げたパンみたいになっていることしか確認できず、翌晩わくわくしながら切ってみたらこれでした。

カステラみたいだし、大穴は空いてるし、なんかキメは荒いし、、

でも少し食べてみると、食感こそボソボソしているものの、しっとりしていて冷えてて酸味もあって、なかなかおいしい。

そうするとなんだかこの大失敗がいとおしくなって、パウンドケーキをモデルに一人撮影会なんかしてしまいました。

f:id:sawa_main:20170627182316j:image

f:id:sawa_main:20170706230217j:image

f:id:sawa_main:20170627182328j:image

とても人にはあげられないということで一人で食べきることになってしまいましたが、それでも癒されるひとときでした。

お菓子作りっていいなあ。

ハマる人の気持ちがよくわかります。

いろんなものに挑戦していきたいです。 

あと、料理の方もがんばっていけたらな。

昔大好きだったアニメとの再会

 

1ヶ月ほど前、ふとアニメのワンシーンが頭を横切った。

それは調べたくても手がかりにできないほどおぼろな記憶で、このふわっとしたものを伝えるにはどうしたらよいのか!

なんだかもどかしい気持ちだった。

 

再会

そんな気持ちも忘れてしまっていた今日この頃、Prime Videoをぼんやり眺めていると、見つけてしまった。

はっと息を飲んだ。

 

…これだ…!幼いころ見ていたあの懐かしのアニメ!大好きだったアニメ!これだったのか!!

 

あまりにも急な再会に、ゆっくりと感動の波が押し寄せ、涙があふれ…るほどまではなかったのですが、なかなか感動がありました。

そんな感じでふと見つけた昔大好きだったアニメ、こちらです。 

 

 キッズ知育映画っていうジャンルみたいです。

再会の感動を忘れぬうちにと、早速見始めました。

 

ハローキティのおやゆびひめ」レビュー※ネタバレあり

まず、あらすじです。(以下引用)

花の蕾から生まれた花の妖精、おやゆび姫。彼女は不思議な運命に流されて、どんなにつらいことがあっても、女神さまから聞いた花の国を目指していた。花の国へ行けば、おやゆび姫は本当の幸福にめぐり会うことが出来るというのだった。ところが冬の寒い日に助けられた野ネズミさんに、モグラさんと結婚するように言われて、おやゆび姫は困ってしまう。そして遂に結婚式まで迎えてしまうのだったが、式の当日、おやゆび姫が以前助けてあげたツバメが現れ、再び花の国へと旅立っていくのだった。(ハローキティのおやゆびひめ | 映画-Movie Walker より)

最後に見た日からもう20年近く経つはずなのに、ふしぎと覚えてるものですね。

オープニングが始まると、ああこれこれ、この声、この音楽、そう、これね!こうなるんだよね!

みたいな感じで懐かしみながら見ることができました。

カエルが気持ち悪かったり、小さいくるみのベッドとか小さいお布団がかわいくてほしくなったり、蝶がなんだかかっこよかったり、カナブンがちょっとなんかウザかったり、野ネズミのおばさんが作ってくれるみつが美味しそうだったり、モグラさんが気持ち悪かったり、ツバメさんや王子様がかっこよかったり。

きっと幼少期のわたしも同じような気持ちで見ていたと思います。

 

けれど、当時はきっと気づいていなかったのですが、このお話のおやゆびひめ(以下、キティ)、ちょっとチャラくない!?なんて思っちゃいました。

ちょっとストーリーを細かくご説明します。

 

カエルとの出会い

〜キティ、可愛すぎてカエルの夫婦に誘拐される〜

カエル息子「かわいい〜結婚しよう〜」

キティ「いやー!カエルとなんて結婚したくない!お母さんの元に帰りたい!」

 

女神さまとの出会い

女神さま「あなたは花の国へ行けば幸せになれるわ」

キティ「わかりました!花の国へ向かうわ!」

 

カナブンとの出会い

カナブン「かわいい子だ!結婚しよう〜」

キティ「いや!わたしは花の国を目指しているの!…きゃー!」

〜キティ蜘蛛の巣に引っかかる〜

蜘蛛「おいしそうだねこりゃ」

キティ「たすけて〜!いや〜!」

カナブン「おいらを代わりに食べな!」

蜘蛛「カナブンなんて硬くて美味しくないよ」

カナブン「そんなこと言わずにさ!」

〜カナブン、キティを蜘蛛の巣から降ろしてあげる〜

カナブン「元気でなー!」

キティ「ありがとう!」

 

モグラとの出会い

モグラ「(…もじもじ)結婚してください」

キティ「いや!ツバメさんと逃げるわ!」

〜結婚式の途中で逃げる〜

モグラ「わしが間違ってたよ」

 

王子様との出会い

王子様「あなたが来ると女神さまから聞いてお待ちしていました。結婚してくれますね?」

キティ「はい!」

ツバメ「おめでとうございます。僕に何かできることがあれば」

キティ「お母さんに幸せにしてますって伝えて!(今まで出会った人たちに)みんな、みんなありがとう…!」

 

ちょっと誇張していますが、大体こんな感じです。

お母さんとの別れをすぐに忘れてしまったり、他の動物との結婚をあんなに拒んでいたのに王子様とは出会った瞬間結婚を決めたり、王子様と結ばれた瞬間みんなに感謝し始めたり、あれ、ちょっとキティちゃん軽くない?って思っちゃったりしました。

まあでもあれですよね!キティちゃんはたくましくて、花の国で幸せになるために頑張って報われたってことですよね!

 

大人になり、恥ずかしながらちょっとひねくれてしまったわたしには、素直に見られない部分もありましたが、なんだか懐かしい気分になれたひと時でした。